MacOS Catalinaでdirenvを最初に導入した時に正常に動作しなかったため
正常動作するまでの手順を備忘録として残します。
ターミナルを使用します。
① ダウンロード
ダウンロードはbrew を使用します。 (brewのインストールについては省略)
$ brew install direnv
② デフォルトシェルの確認(ここでミスった
MacOSをCatalinaにアップデートすると、ターミナルのデフォルトシェルがbashからzshに変わるため、ここで確認をしておきます。
% echo $SHELL
ターミナルに設定されている設定ファイルがzshの場合だと下記の様に表示されます。
/bin/zsh
またシェルを変更する場合はここで変更する必要があります。
シェルを変更するコマンドは下記の通り
chsh -s /bin/〇〇(〇〇には設定したシェル名が入る bash,zshだと)
またターミナルに設定できるシェル一覧を確認するコマンドは下記の通りです。
% cat /etc/shells
③ 設定ファイル
②で設定されているシェルの設定ファイルにフックやvimの設定などを追記します。
シェルがbashの場合
~/.bashrc
シェルがzshの場合
~/.zshrc
echo ‘eval “$(direnv hook bash)”‘ >> 「設定ファイル」
echo ‘export EDITOR=$(which vim)’ >> 「設定ファイル」
例としてシェルがzshの場合は下記の様になります
echo ‘eval “$(direnv hook bash)”‘ >> ~/.zshrc
echo ‘export EDITOR=$(which vim)’ >> ~/.zshrc
④ 設定を反映させる
設定ファイルに追記が終わったら設定を反映させるため、下記コマンドを実行します。
シェルがbashの場合
source ~/.bashrc
シェルがzshの場合
source ~/.zshrc
⑤ direnvの利用
最後にdirenvを利用したいディレクトリに移動し、direnvの個別設定ファイルを移動先のディレクトリに作成します。
% direnv edit .
設定ファイルを編集保存した後に
direnv: loading .envrc
といった様なdirenvに関するメッセージが表示されたらdirenvが正常に動いている状態になります。